桃の葉

桃はバラ科モモ属に属する落葉小高木で原産地は中国とされていますが、日本でも古来より栽培が確認されています。古くから邪気を祓う力があると考えられ、祭祀などにもよく使われてきました。その葉は3月下旬から4月上旬頃に薄桃色に咲く花よりやや遅れて茂り、幅5cm、長さ15cm程度の細長い形で、縁は粗い鋸歯状になります。この桃の葉に含まれる成分、タンニン、マグネシウム、カリウムなどは多くの皮膚病の薬として使われ、民間の治療に役立ってきました。

昔は現代より身近で桃の葉が手に入ったと思われますので、
あせもができると桃の葉を乾燥させてお風呂に入れ、桃の葉風呂にして入っていたそうです

あせも以外におむつかぶれ、日焼け、虫刺されなどにも効果があり、小さな子どものいる家庭では身近で作れる常備薬の一つだったと考えられます。




現代でも、桃の葉を手にする機会があれば、簡単に利用することができるでしょう。


桃の葉の利用は、お茶に煎じて飲むこともできなくないですが、桃湯にすることやそのエキスを取り出してローションにするのが一般的です。

まず、一度、桃の葉を乾燥させましょう。乾燥していない葉は青酸化合物を含むので換気に十分注意しなければいけません。
その後、一度煮出してからお風呂に入れる事で有効成分が出てきます。

その煮汁をそのままお風呂に入れても有効ですが、あせもが出来ている患部に直接ローションとして塗布することでも効果が得られます。


家庭でつくると冷蔵庫に入れたとしても長期保存が無理ですから、市販されている桃の葉ローションなども利用することができるでしょう。



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